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株式会社ワークシフト研究所

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2025/7/23

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note記事紹介 産後うつをなくしたい〜ケースディスカッションでプレパパが備えておけること〜

ワークシフト研究所 note  産後うつへの取組みをご紹介

産後うつという社会課題への取り組みについて

近年、産後うつは深刻な社会問題となっており、出産直後の母親の約10人に1人が産後うつのリスクが高い状態にあるとされています。この問題は初産・経産婦を問わず、また子育ての経験がある職業の方であっても起こりうる課題です。

パートナーの理解と支援の重要性

研究によると、若い女性で初産の場合、頼れる人が6人以上いると産後うつのリスクを下げることができるとされています。その中でも最も重要な支援者の一人となるのが、身近なパートナー(父親)の存在です。しかし、「母親だからできて当たり前」という社会的な期待や、パートナーの理解不足により、母親が孤立してしまうケースも少なくありません。

実践的な学習機会を提供するケースディスカッション教材を開発

この課題を受け、鶴ヶ谷講師(自身も二児の親であり専業主夫経験あり)が、自治体のパパママ教室や産院での活用を想定した産後うつをテーマとしたケースディスカッション教材「見ているのに、見えていない」を作成いたしました。

この教材は、共働き夫婦が2人育児に直面する現実的なシナリオを通して、家庭・行政・企業の各観点から産後うつについて議論できる構成となっています。特に、制度や支援が「あるのに届かない」状況や、日常に埋もれた危機を見過ごしがちな現実を描いており、プレパパが事前に備えておくべき視点や対応について学習できる内容です。

鶴ヶ谷講師の計らいで無償提供を実現

より多くの方にご活用いただけるよう、鶴ヶ谷講師の計らいにより本ケースディスカッション教材は著作権料を無償で提供いただいております。日本ケースセンターを通じてどなたでもアクセス可能で、指導用のティーチングノートも併せてご利用いただけます。(※システム上、必要最低限のコストのみご負担いただきます)

また、ファシリテーターの派遣や、男性育休ケースと併せたシリーズ展開も可能ですので、研修プログラムの充実を図りたい法人様もぜひご相談ください。

産後うつで苦しむ母親を一人でも減らし、すべての家族が安心して子育てできる社会の実現に向けて、弊社は今後も実践的な教育ソリューションを提供してまいります。

▶︎note記事を読む – 産後うつをなくしたい
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